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20.1.15
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木葉天目に最接近(9) |
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これまでになく、最も強く木葉が焼きつきました。
土台が割れていますが、これは素焼き段階での取り扱いが悪くて、端を持ったために欠けてしまったからです。(私ではありません。残念なことでした。)
それで、釉薬を2種類掛け分けたのですが、結果としては非常に良いテストピースになった訳です。
左は、黒天目、右はそば釉です。
そばのほうは葉脈が甘くなっていますが、天目のほうは実にくっきりしていまして、少しざらついていますが、しっかりと焼きついています。
なぜ、こうか。
良くわかりません。
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19.11.10
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マグカップと中型の鉢 |
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10日(土)の一日と11日(日)の半日をかけて作りました。一日目は雨でして自然乾燥がほとんど進まず、翌日(曇り)の午後から後半の作業を行いました。
マグカップは、前から考えていた弟と妹の家族、合計11人分です。
名前入りのカップにしようと思っています。
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葉っぱのマチエールです。
織部を薄めに掛けておいて、葉っぱの窪んだ部分に、筆を使って厚めに織部を付ける予定です。
土は、半磁土を使いました。 |
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アップ写真 |
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19.9.22
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業務用酎サーバーとティーポット |
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ちょっと大き目の焼酎サーバーとティーポッドを作りました。
サーバーは高さが50センチほどあります。このくらいの高さになると一気に挽けませんので2つの筒を2段重ねにして作ります。
大きさは概ねイメージ通りに行きましたが、厚みが不均一になったことと形が少し下膨れになった点が失敗でした。
ポッドは2種類です。
注ぎ口の形と蓋を変えてみました。
柄は焼きあがったところで2cm径くらいの木の枝を取り付けようと思っています。
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19.9.16
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たたらで、テーブルウエアなど
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本日はたたらの作業を行いました。
作ったのは柄付きの入れ物です。
下の写真のような、醤油やら箸たてなどを入れるためのものです。
親戚筋から欲しいという要望があったので作りましたが、少し大きめになってしましました。
とりあえず3台。
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お皿です。
内側は蚊帳目の布を使い、外側は縄目を付けました。
藁灰白萩で白基調の色を使う予定です。
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乾燥中に焼酎サーバーの底にひびが入りました。
割ってしまっても良かったのですが、底に穴をあけて植木鉢にすることにしました。
サーバーの雰囲気を残して縁を割ったのですが、どうなるでしょうか。
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19.8.25
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サーバー連作
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今日は土曜日で、猛暑日の予報。気合が入りました。
このところ、焼酎サーバーを作っています。だいぶ要領を得てきたように思います。
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今日は2個作りました。
写真は概ね成型を終了した状態です。あとは、取っ手を付けて穴を開けるだけです。
作成手順も大変手馴れてきたのですが、それでも最終的には丸一日かかってしまいました。
もう少し手早くならないかと思います。 |
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本体の作業完了状態です。
まず、左右に"取っ手"をつけます。
次に穴を開けます。
穴は、安全ピン(右下に小さく見える)で穴の位置を確認して、自作の穴あけ道具(ポンス?)(写真右下)で穴を開けます。
ここは全作業の最終工程でして疲労もピークになっていることもあってか、"取って"のつけ方に失敗しました。
左の"取って"の取り付け位置の高さが異なっています。
作業中は気がつかなかったのですがこの写真をみて初めて違いに気がつきました。対策として、なにか冶具のようなもので位置決めするようにする必要があるようです。なにしろ、疲労困憊状態ですからね。
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居酒屋"来ちょくれ"さんに差し上げる予定のサーバーです。
撥水剤を使った"蝋抜き"技法ですが、ちょっとしたこつがいります。
撥水剤を塗った部分には、吹き付けた釉薬が小さい水玉状態でくっつきます。これを、スポンジで吸い取るわけですが、その際のこつとして、釉薬掛けと吸い取りを何回もやるのではなく、各々を一回で終わらせなければならないということです。一回吸い取って、もう一度同じ工程を繰り返すと、水玉が乾燥して残ってしまうのです。
焼き上がりにそれが残ってくっきり感がなくなります。 |
全体です。
後ろに見えるのは元々は花瓶でしたが、素焼きの段階で底が裂けたので、急遽底に穴を開け、縁を割って、植木鉢にしました。 |
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19.8.17
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丸一日作陶作業
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連日猛暑日が続いています。
今日は、まだ夏休み。明日からは雨が降るそうです。
ならば今日やるしかない、作陶作業。
好天下の作業ははかどりますから、やるなら天気の良い日です。
今日は朝から夕刻まで最低限サーバー2個を目標にしました。人に差し上げる約束をしているのが、いくつかありまして早くそれを果たさないと気持ちが落ち着きません。
今日は一応2個のサーバーができました。
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作成途中のサーバーです。
首の部分にタオルを巻いていますが、このタオルは湿らせてありまして、こlこの部分が乾かないようするためです。工程の最後でここに取っ手を接着するからです。
この後このサイズに合わせた台を作るのですが、その台のサイズを決めるには次のようにします。
・胴の下部の外径を計る。
・針をさして厚みを計り、削り取る厚さを決める。
・外形から削り取る厚さを差し引き、台のサイズを決める。
(理屈は簡単ですが、作業をしながら発見したちょっとしたノウハウです。)
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乾燥中のサーバーの台です。
適度に乾燥したら、ひっくり返して縁をつけます。(この縁部分の内径が上記の外径になります。もちろん余裕を持たせます。9
天気が良いと、乾きすぎないようにするために油断できません。 |
完成品です。
左が第1作で、第2作目は失敗し、右のものが第3作です。
右のものが少し背が高いですが、これは挽き上げる要領が少し掴めたからです。
簡単に言えば、挽いて行く際に口が広がらないように、イメージ的には円錐形を維持しながら挽き上げて行き、挽き上げ終わった後に膨らませるなどの作業をして形を決めたり、口を作ったりするのです。割と楽に確実にできますし、口が薄くなりません。 |
今日も暑くて、水分を切らさないようにしました。4本飲みましたが、トイレには1回しか行きませんでいた。
いかに暑かったか。
ものすごく疲れましたが、新しい発見が2つもあったので大満足でした。 |
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19.7.28
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久々の作陶作業
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今日は、久しぶりに朝から釜当番です。
5時半起床、6時15分自宅発。作業場に到着して火入れは7時半でした。
天気も上々でして、乾燥が早いために作業は快調でした。
ただし、久しぶりのろくろ作業なので、成形作業が思うに任せずサーバー本体を作るのにえらい時間が掛かってしましまいました。(途中で、かんしゃくを起こして、つぶそうと思ったほどでした。)
写真は出来上がりのサーバーセットです。
奥の本体が小さく見えますが、2升近く入るはずです。
本当は、実家の弟家族用に名前入りのマグカップを5個ほど作る予定でしたが、サーバー本体に時間が掛かってしまったので予定を変えて、花瓶と焼酎グラスを1個づつということになってしまいました。
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最近の龍の絵柄を台に彫りこんでいます。
うまくいくようだったら、本体に彫り込んでみようと思っています。
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19.7.26
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サーバーの台を加工
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焼酎サーバーの本体と台の素焼きが完了したので、台を加工しました。台には、見えにくいですが龍が彫ってあります。
以前は、縁が低い台を作っていたのですが、最近では、本体がずれ落ちたりしないように、縁を高めにしてより安全を期すようにしました。
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ところが写真のように縁が高いと、蛇口を塞いでしまいますからその部分だけでも縁の高さを低くしなければなりません。
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このために、素焼きが終わったところで、ペンチを使ってわざと縁を割って、少しワイルドな感じを出すことにしました。
慎重にペンチで割りながら、形を整えていきます。
ワイルドになって、ワイルドに飲み過ぎないようにしなければなりません。
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<ひび割れの拡大防止>
これは、自然乾燥をしている焼酎サーバーの台ですが、中央部分から外側に向けてひびが入っています。このひびは台として使用する際には、外から見えませんし、また、もう一度別に作るのが面倒ですので、ひび割れの拡大防止として、ひびの先端部分に丸い穴をあけました。(下の写真)
たぶんこれで通常の使用には耐えうると思いますが、今回は少し補強をしてみようと思っています。それは、ひびの部分にくさび形の詰め物をして、その上に釉薬を掛けてみる、というものです。釉薬を介して、ひびの片側-詰め物-ひびのもう片側が繋がると思います。
これについては次回。
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19.6.13
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サーバーなど素焼き、同台の成型 |
本焼きに備えて、釉薬を掛ける前の下準備。高台部分に撥水剤を塗布し、サーバーについては内側に「乳白」を掛けました。
サーバーの内側は、ごみとか汚れが分かるように、いつも白色にしています。
また、外側と内側との釉薬掛けの時期をずらして掛けることにしています。
釉薬は、最初は内側に掛けます。水漏れがおきにくいように少したっぷりめに掛けるのですが、そうすると水分が外側まで染み出して本体全体がしっとりした感じになります。この状態ですぐに外側を掛けると、釉薬の乗り(染み込み)が悪くなります。従って、内側に釉薬を掛けた後、本体を乾燥させるために数日おくわけです。
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少し見にくいですが、サーバーの内側には乳白がたっぷりと掛けてあります。
手前の、カップに「は」の字が見えますが、これは撥水剤で書いたものです。これに釉薬を掛けるとこの字の部分だけ釉薬が掛からず、地肌になります。いわゆる「蝋抜き」という手法です。釉薬の色は、サーバーと同じねずみ色系にして、お揃いにする予定です。
なお、「は」は贈呈先の治幸さんの「は」です。 |
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サーバーの台です。
上の写真のサーバー用なのですが、通常はサーバーと一緒に作るのですが、素焼きの際に割れてしまってもう一度作ることになりました。
写真では少し分かりにくいですが、円形部分にサーバーがすっぽり入る予定です。
図柄ですが、いつもは「蝋抜き手法」を使うのですが、今回は掘り込んで見ました。どうなるでしょうか。
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18.9.30
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備前土と焼成温度 |
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陶磁器に求められる美しさとは、均整とつるつるぴかぴかの肌合いであると、私は思っています。ときに、形がくずれ、がさがさした肌合いのものが「良い」とされていますが、どうも素直にうなづけません。私の「美」に対する幅が狭いのかもしれません。
備前焼は、この私の基準からしますと、美しくない範疇にはいるのですが、作品をいろいろと見ていまして、最近いいなぁとおもうようになりました。少し、美的感覚の幅が広がったのでしょうか。
備前焼きには素朴な美しさというものが感じられるのです。付け加えますと、わざとそれを狙ったような、あざとい作品はダメです。
さて、今、その備前焼をものしようと思いましていろいろとトライしています。
上の写真は、「さや」に「わら」を入れて1150℃で焼いたものです。
前回、「炭」を使って1250℃で焼いたのですが、「ぶく」と呼ばれるあぶくのようなものが少し出ましたし、また、備前土は高温で焼くと歪むという話もありますので、100℃低い温度を試してみたのです。
結果は、不満足なものでした。
1150℃という温度では、土器に近い状態になるようです。
いわゆる陶器(釉薬を掛けていないものは「b器」ともいうようです。)にはなりきれずに、土中に含まれる釉薬成分が表面に出ていない状態のようでした。
土器とb器の差が分かったような気がします。
また、左上のぐい飲みは色が濃いですが、これは2度焼きをしたからです。登り窯などでは2日とか3日とかいうオーダーで焼くようですから、時間も大きなファクターのようです。電気窯では、それはできませんので、何回かに分けて焼くことでそれに似た効果が得られるようです。
以上から、備前土を使う場合は、
@「ぶく」の原因になる空気室ができないように、菊練りを多めにする。
A2度焼きをする
ということがポイントになるでしょうか。
写真右の器はもう一度焼いて、「つる」をつけて完成としたいと思います。
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18.9.22
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蕎麦のかえし用甕、シーサー面 |
蕎麦つゆは次の2つを合わせて作ります。
1 醤油をベースにして作っておく「かえし」
2 鰹節などから作る「だし」
蕎麦つゆで独特なのは、1の「かえし」です。これは、予め作り置きしておいて、貯蔵することでまろやかさを出します。老舗の店では何十年も使い続ける(注ぎ足していく)のだそうです。
その貯蔵用の甕を作りました。
「かえし」は空気に触れ続けることが重要なのだそうでして、専用のホーロー甕ではこのために蓋に穴があけてあります。私の甕では、ちょっと見えにくいですが、5mm径ほどの穴を水平方向に4箇所あけています。
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約30p四方のシーサー面です。上の甕の成形終了後の乾燥中の空き時間に作りました。
私は平成7年に沖縄勤務をしておりまして、離任の際にお面を買ってきました。今回それを見ながら、やや大きめのものを作ってみました。
私達素人がお面を作るとなるとひらぺったくなりがちなのですが、実物はかなり立体的です。そこのところをかなり意識しながら作業をしたのですが、やはり、少し立体性が不足しました。
それでも、いい雰囲気が出たと自己満足しております。
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見本にしたお面です。
底辺と高さが2:1くらいになっています。 |
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18.9.17
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神奈川県美術展(芸術の才能はあるか?) |
同じ陶芸仲間の西○さんからの情報を頂いて、横浜くんだりまで美術展に行きました。
第42回神奈川県美術展と称する催しで、応募資格は神奈川県在住というだけでして、いわばセミプロの腕試しの場という感じでした。
分野は、工芸、書、写真、平面立体(?)の4つの区分になっていまして、もちろん私の関心は工芸部門の陶芸です。なかでも、西○さんの話では、美しい木の葉天目が出展されているということでしたので、これを是非見たいと思いました。
また、私が参りました17日(日)は、1330から審査員による講評などが行なわれるということでしたので、それも大変楽しみでした。
では、まず木の葉天目の作品から。
直径15pほどの器(5客)に枝つきの木の葉が焼き付けてありました。葉は薄みどりの色をしていまして、細かい葉脈部分も比較的きれいに出ていました。また枝の部分は茶色をしていまして、よい雰囲気が出ていました。
ただし、器の形状、釉掛けの状況はいまいちの感じがしないでもありませんでした。
この作品の価値としては、木の葉が色つきで美しく出ている、というところのように思えました。
面白かったのは、展示された作品に対して審査員の方が講評を加えていく部分でした(ギャラリ−トークというそうです)。
対象は美術ですから、喋られている内容はまさに審査員の主観なのですが、やはり目の付け所が違っておりまして、概ね納得しましたね。
それぞれの作品について、いろいろと喋られましたが、まとめると次のようになるのではないかと思いました。
1 工芸作品であるのだから、まず形が大切。
展示された壷の中に、描かれた文様は大変美しいのですが、形が少し悪い壷がありました。壷というのは大型になればなるほど全体が垂れ下がりやすくなって、肩の部分が下がって、胴の下半分がふくれた姿になってだらしなくなるのです。言い換えれば、緊張感が無くなるということなのです。こうならないためには、技術が必要なのですね。
私は最初、この壷を見てその文様の美しさにひかれたのですが、そういわれると美しさも半減しました。工芸というからには、やはり、基礎技術というのが必要なのですね。
2 その人のオリジナリティがないといけない。
どこかで見たことがあるなぁ、というのは不可です。というのは、そこに新しい感動が呼び起こせないからなのでしょう。
また、最初は、物真似でも良いけれどもそうしているうちに自分なりのものを作り出すようでなくてはならない、ということをおっしゃっていました。つまり「守破離」ですね。
3 強いメッセージが必要。
言い換えると、その人の「主張」が明確であることが必要ということです。そして、そのことが見る人たちによく伝わるということが大事である、ということでした。
作品の中に「亜鉛結晶」という技術を使った大皿の作品がありましたが、その作品を指しながら「これなどは『どうだ、亜鉛結晶だーッ』というメッセージが直裁に伝わってきますね。」とい講評でした。
また、その反対の例として、薄茶色の花瓶を指しながら「この作品は、今日ここに来てみて、あれ、こういうのがあったかなぁ、と思った。それくらい記憶に残りにくい作品です。」と。
私などは、それを聞く前までは、それらしい雰囲気が出た良い作品だなぁと思っていたのですが、まさに「主観」なのですね。
このようにして、あれこれと大変面白い1時間でした。
さて、私の作品の多くは日用雑器の類なのですが、最近、もう少し芸術の香りのするものを作ってみたいと思うようになりました。しかし、思いますに、芸術を追求するには私には性格的に欠点があるようです。というのが、ものを作るときに必ずそこに説明あるいは理由といったものを付けたがるのですね。なにか論理的必然のようなものがないと落ち着かないのです。いわゆる芸術的なひらめきで物を作るということが出来にくいのです。
これは性格的なものもありますが、海上自衛官として論理的(あくまで「的」です。)であることを求められてきましたし、またそうするように自分を律してきましたから、それが身に染み付いていることも大きいようです。
つまり、本来、芸術には不向きなのですね。でも、なんとかしたいと思っています。
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18.9.3
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好天により作業快調! |
本日は、日曜日。
寝ててもよいのですが、もったいないほどの良い天気。
こういう日は、もち、陶芸作業です。
朝10時に作業場に到着、夕方7時までの7時間体を動かし続けました。作業を終ったら、ぐったりして帰宅しました。
天気が良いと、なぜ陶芸に適しているかというと、作業効率がグッとあがるのです。
成形作業をしたものを、天日の下に出しておくとあっという間に乾燥します。(時々方向を変えたやらないと、片方だけ乾く可能性あり。)
そうすれば、次の作業である高台削りに間髪を入れずに移れるという訳です。
左の写真は、植木鉢を乾燥中。
この植木鉢は、土がちょっと特殊でして、コーヒーの出し殻を混ぜ込んであります。(実は、そのつもりはなかったのですが麦茶の出し殻も混ざってしまいました。)
こうすることで、焼成後に気泡状の穴がたくさん出来るはずです。
植木にとって、根が外気と近いことは大変重要なことなのだそうです。
どの程度の気泡になるのか、楽しみです。
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最近、作りまくっている、焼酎サーバーを本日も作りました。
作業効率が良いと、やっていて気持ちが良いですね。
ただし、作品の方は芯が正確に取れていなくて、実はほんの少しいびつになっています。
左の写真は、成形後の乾燥が終ったとことでパチリ。
中央が本体、左は蓋、右は台です。(台は、ひっくり返した形で使用します。)
この後、この状態で削ります。
特に、
@本体の厚さを薄めにすること、垂直にすること
A蓋としっくり合うように調整をすること
を行ないます。
下は、完成状態です。穴を開けて、取っ手をつけて成形作業の完了です。台につけた穴は、意味ありません。
この後、自然乾燥をします。
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最後は、焼酎サーバ用の台です。
ひも状に延した土を、写真のように組み合わせてみました。
手前のやや低くなった部分に蛇口がきます。
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